認知症 (12)様々な癒し系ロボット 地域医療に貢献する 認知症 (12)様々な癒し系ロボット 「高齢者セラピー用ロボットの印象に関する調査」 「筑波学院大学紀要、2011年第6集、p43-48」に発表した筑波学院大学の浜田らの報告です。 彼らは、様々なロボットに対する印象から、介護セラピーに適したロボットを調べた結果を簡単にご紹介いたします。 http://www.tsukuba-g.ac.jp/library/kiyou/2011/05HAMADA.pdf この論文は日本語で書かれていますので、興味のある方はご覧下さい。 7種類のセラピーロボットを使って、施設に入所している高齢者の印象を調査しました。 (各ロボットの写真は、上記リンク先論文中にございますので参照して下さい。) 結果 様々なロボットの影響を観察した結果、パロ、子ぐま型ロボットは生物的要素が強く、 NeCoRo(ネコ型ロボット)は身近な存在の要 素が強く、AIBOは非生物的、すなわち機械的要素が強い印象を受けました。 そして、ifbot(会話型ロボット)は身近ではない。すなわち動物をイメージしていないロボットと考え られます。 これらの結果事から、今後も様々な機能や性質を備えた癒し系ロボットが開発されてくるものと思われます。 パロ:http://intelligent-system.jp/product-info.html は、東日本大震災における被災者にも提供されています。http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110609k0000e040028000c.html 。