熱帯夜の安眠法(2)-冷房病の予防法-
熱帯夜の安眠法(2)-冷房病の予防法-
冷房病の予防法
冷房病の予防対策とその理由について説明させていただきます。
- 冷房する場合は外気との温度差を5℃以内にする。(冷やしすぎは自律神経のバランスを失わせ易くします)
- 冷気が直接肌にかからないようにする。(交感神経が強く働いて汗腺や血管を収縮させないため)
- 軽く汗をかく運動をする。(冷房で交感神経が優位に働くので、副交感神経の働きを刺激し、自律神経のバランスを整える)
- お風呂で身体を温める。(冷房で交感神経が優位に働いたので、副交感神経を刺激し、積極的に発汗し、汗と共に体内の熱を出す)
- 身体を温める食品を食べる。(肉・魚、ショウガやスパイスの効いた食事)
- 規則正しい食生活をする。(不規則な生活で自律神経の働きを悪くしないため)
- 禁煙(ニコチンが血管を収縮させるため発汗しにくくなる) などです。
対策の基本は、筋肉トレーニング後のストレッチのようなものです。
冷房により交感神経の働きが優位になっていた状態をリセットするために、副交感神経を刺激することで自律神経のバランスを整えましょう。