ノロウイルス まとめ
ノロウイルス まとめ
2014年1月に、静岡県浜松市内の学校給食で千人を超える子供たちが「ノロウイルスが付着した給食パンによる集団食中毒」として報道されました。
また、名古屋市中村区のホテル「キャッスルプラザ」の「レストランローズガーデン」で、1月12~13日に14人が食中毒症状を訴えました。
和歌山県田辺市でも、「炭焼やきとり大助あけぼの店」で、1月12日~14日に食事をした9人が食中毒症状を訴え、食中毒患者と調理担当者からノロウイルスが検出され、営業停止などの処分となりました。
これらの状況から、このサイトでこれまで何度も取り上げてきた「ノロウイルス、感染性胃腸炎、食中毒及び消毒に関連する情報」をまとめましたので、必要なリンク先を閲覧いただければ幸いです。
(1)ノロウイルス感染症とは
(2)症状と感染経路・流行時期
(3)感染及び流行の特徴
(4)治療法、(5)予防法と(6)登校・登園基準 ←予防しましょう!
(7)二次感染の予防法、(8)汚物の消毒法と処理法
(9)ノロウイルスのワクチンは?
<オゾン> ・・・・・オゾン まとめ
(8)オゾンによるノロウイルス対策1・・・研究の背景、ノロウイルスの培養と保存、オゾンの生成と分析までをご説明させて頂きました。
(9)オゾンによるノロウイルス対策2 ・・・オゾンによるノロウイルス暴露実験、その後の残存オゾンの測定、暴露後のノロウイルスの活性(力価)の測定法3つ(プラークアッセ-、二つのRT-PCR法)についてご説明させて頂きました。
(10)オゾンによるノロウイルス対策3 ・・・pH7.0で、20℃と5℃でのオゾン処理されたノロウイルスの活性を比較した結果をご紹介しました。
(11)オゾンによるノロウイルス対策4 ・・・pH5.6で、20℃と5℃でのオゾン処理されたノロウイルスの活性の比較した。
上記の「オゾンによるノロウイルス対策」に関する(8)〜(11)をまとめますと、次のように整理できます。
a)オゾンナノバブル水がpH7.0及び5.6とそれぞれ20℃でも5℃の条件下でも、マウスノロウイルスの99%以上が2分以内に1mg / Lのオゾン処理によって不活性化された。
b)pH7.0でのオゾン処理に比べ、pH5.6 での処理によりノロウイルスはより不活化され、20℃での処理よりも5℃での処理の方が不活化の程度はより大きかった。
c)オゾン処理後のノロウイルスの活性の評価は、逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)よりも、プラーク形成法によるウイルス活性の評価が最適であった。
ノロウイルスの検査費用について
ノロウイルスによる食中毒や感染に注意20121127
感染性胃腸炎
秋から冬に流行する感染症
食中毒 まとめ(20130812)
食中毒の病原体
消毒法に関するアクセス状況(2013年1~3月分) ←ご注目。
当院における吐物・汚物の消毒法 ←アクセス数 多数です!