三重県インフルエンザ警戒警報
三重県インフルエンザ警戒警報
2012年1月23日、三重県内の小中学校では、6校が休校、学年閉鎖校49校、学級閉鎖校69校、 患者数2,374人、欠席者数1,967人と発表されています。
インフルエンザウイルスの分離検出検査では、AH3(香港型)が95%、B型は5%と言う状況です。
ご家庭で出来る以下の予防対策をしましょう。
- こまめに手を洗い、うがいをしましょう。
- 栄養のバランスを考えた食事と十分な睡眠をとりましょう。
- できるだけ不要・不急の外出は控えましょう。
- 咳エチケットを守りましょう。
- 体調が悪くなったら自分で判断せず、早めに医療機関を受診しましょう。 と三重県混交福祉部健康危機管理室 感染症対策グループでは呼びかけています。
上記に加え、当院は以下のことをお勧めします。
- 人混みは出来るだけ避け、やむを得ない場合にはマスクを着用する。
- 家庭内では加湿器を設置し、湿度50%以上を維持する。
- 朝夕や、建物内外の温度差による体温調整を意識して無理や我慢を避ける。
- 発熱した場合、インフルエンザの検査でウイルスを検出できるのは48時間以内ですので、早めに受診して下さい。
さて、もうすぐ節分です。
子供の頃は、まいた豆がなくならないだろうかと心配し、豆をまくよりも食べることを考えていました。年の数より一つ多く食べると丈夫になるとか、風邪を引かないとか言われた事がありますが、豆をたくさん食べられる大人はいいなと思ったものです。
雪深い田舎では、このような行事でも家庭で盛り上がり、子供達は大喜びしたものですが、はたして今の子供達はどうでしょうか。ちょっと心配になります。おいしい食べ物は昔よりもはるかに多く、いつでも食べられますが、これがはたして幸せかどうかは一概に言えないように思います。たかが豆で喜んでいた頃もそれなりに幸せでした。
他方、この豆を炒って、朝食にしている国が東南アジアにはあります。ホームステイしたその国では、毎朝一人10粒程度の大豆が朝食でした。もし彼らが節分の豆まきを見たら驚くでしょう。毎日の食事分の何倍もの豆をまくのですから、日本は何と豊かな国なんだろうと思うでしょう。 もちろんその村だけでなく、回りの集落でも電気や水道はありませんでした。 私達の日本はこれほど豊かな国なのに、まだまだ不満だらけで、何か上手くいかないことがあると他人のせいにしてはいないでしょうか。せめて子供達には笑顔で過ごせる日常を一緒に過ごしたいものです。