負け犬は遠吠えしない2
負け犬は遠吠えしない2 −負け犬は毒を吐く−
前回の「負け犬の遠吠え」シリーズ?の第二弾です。
今回は、「負け犬のへつらい作戦」と「負け犬は毒を吐く」です。
(C) 「見ざる聞かざる言わざる」状態 ・・・・それどころか「へつらい追従作戦」でしかない
現与党は「吠える気力もない議員」ばかりか、「国民の声を聞こうともしない」なら、誰のために国政に携わっているのか疑問に思えます。もはや国民に対して「見ざる聞かざる言わざる」状態と言えるでしょう。
「見ざる聞かざる言わざる」状態とは、「ヒトは自分にとって都合の悪いことや相手の欠点を、見たり聞いたり言ったりしがちですが、それらはしないほうが良いという戒め」であり、寛容に受け止める事を促している面があると思います(1)。
しかしながら、現与党議員は寛容ではなく、自らの保身のため、次期改造内閣の人事で不利にならないための「へつらい追従作戦」にしか見えません(2)。
これでは、負け犬以下でしょう。
上の(1)と(2)から、与党議員には「三つ子の魂を持たない議員」でしかなく、少なくとも国民を意識した議員活動など期待できない事は明らかです。
と言う状況なら、与党議員はもはや「負け犬の遠吠え」などする気はなく、安倍政権に対して勝ち馬に乗りそこねないように、へつらうだけの「負け犬のへつらい」と言う最もどうしようも無い状態でしょう。
以上より、今の日本の国政は、「負け犬のへつらい」議員が多数派を占めており、自ら勝ち組になったかのような状態に見えないでしょうか。
と言うことで、「負け犬は遠吠えしない」どころか「負け犬はへつい追従する」ことで、議員生命を伸ばそうとしているのでしょう。
(D) 「千人の諾々は一子の諤々に如かず」
これをことわざでは、「千人の諾々は一子の諤々に如かず(せんにんのだくだくはいっしのがくがくにしかず)」と言うそうです。その意味は、次に様なものです。
人の言うなりに従う千人の者は、自分が正しいと信じることを堂々と主張する一人に及ばない事を意味します。
安倍総理が「正しいことを主張する一人」であるかどうかは別として、少なくとも「国会議員であるなら、国政について議論し、決議に参加する資格を有する者」を指しています。
しかし、今の状態は安倍派閥に属する「属人」であり、安倍政権に貢献する、あるいは安倍政権に従うことで「政権内の地位を得ようとしている」に過ぎないのではないでしょうか。
その見返りが党内における役職であり、次が大臣ポストでしかないのですから、国民はまさに「蚊帳の外」状態でしょう。
「蚊帳の外」とは、無視され、不利な扱いを受けること。また、物事に関与できない位置に置かれること。
・・・ですから、与党議員にとっての主権者は国民ではなく「安倍総理」と言う意識ではないでしょうか。
・・・・と言う事で私のような「負け犬は毒を吐く」しかありませんが「へつらう負け犬よりは、まだまし」ではないでしょうか。