タマシイを抜かれた人々
「あの頃のフォークが聞きたい」と言うタイトルで始まる日曜朝6時台のラジオ番組がありました。
この番組は、フォーク歌手の「なぎら健壱」が1960年代~1970年代の懐かしいフォークソングを中心に紹介するラジオ番組です。
この番組の冒頭にテーマ曲の一説が流れ(上記のリンク先で聞けます)、その歌詞は以下のようなものです(なお、2013年3月をもって放送は終了いたしました)。
「♪ギターにすっかり タマシイ 抜かれてぇさぁ それから 俺らは フォークシンガー♪」
昨今の人々は、何に心を動かされているのだろうか。
心を動かす事は、人によって様々ではあるが、例えば、
1) 大飯原発の地元自治体、あるいは福井県知事は、原発のリスクよりも経済的メリットを選んだのである。 上のように歌うなら、
「♪交付金にすっかり タマシイ 抜かれてさ~ それから 我らは 安全神話論者♪」だろう。 ・・・・・・ 曲のタイトルは「あの頃の原発に戻したい」。
2) 政治家はタマシイを抜く側でもあるが、
「♪票にすっかり タマシイ 抜かれてさ~ それから 我らは 安全責任者♪」だろうか。 ・・・・・・・・ 曲のタイトルは「あの頃の組織票を取りたい」。
タマシイを抜く側の最も困った存在は、「オウム真理教」だろう。
あれほどの事件があったにもかかわらず、いまだに信者と言われる人々が少なからず居続ける事です。オウム真理教に集められている人々は、交付金をもらうどころか多くの財産を差し出しています。
いったい何にタマシイを抜かれているのでしょうか?