電子タバコ まとめ
電子タバコ まとめ
2017年に入り、電子タバコが喫煙におけるニコチン摂取量低減に有効であるとする報告や、受動喫煙に対する弊害を減らす事を示す報告が公表されています。
その一方で、禁煙エリア内における電子タバコの使用は、受動喫煙防止策に対する抜け道を与えたり、
電子タバコから出される成分の多様性から、その取締そのものにも影響を及ぼし始めています。
その原因は、とりも直さず電子タバコで使用されるフレーバーあるいはカートリッジの成分そのものに対する規制と監視が行き届いていないことによると考えられます。
従って、フレーバーやカートリッジに含まれる成分そのものの規制が遅れている状態では、電子タバコの評価そのものも割れてしまい、互いの主張が噛み合うことは難しい状態です。
果たして、「電子タバコにどの程度の有効性が確認されたのか?」については、異なるフレーバーやカートリッジを使用するなら異なる結果が示される可能性は否定できません。
そして少なくとも、国内ではニコチンを含むフレーバーは薬事法違反であり、それらの取り締まりと摘発を強化しない限り、脱法ドラッグで報道されたような交通事故や事件が繰り返される可能性は高いと考えられます。
脱法ハーブや麻薬類似物質が混ぜられたフレーバーを電子タバコを使って吸引した喫煙者により、あなたご自身やあなたのご家族が事故の被害者となった際、もはや「電子タバコの問題」を他人ごとのようには見過ごすことは出来ないのではないでしょうか。
電子タバコ ・・・2017年9月掲載
(2)国内で販売されている電子タバコにニコチンは含まれるか? ・・・国内の電子タバコを企画している会社の抜け道。
電子タバコに禁煙効果はあるか? ・・・2018年4月掲載