インフルエンザ2012
インフルエンザ2012
厚生労働省は2012年9月14日、「インフルエンザ発生状況」を発表した。
今年の9月3日~9日までの間の発生状況は、上記リンク先を参照して欲しい。
上記の期間中、インフルエンザ感染者が多かったのは、鹿児島県が飛び抜けて多く、次いで東京、神奈川県、福島県の順であった。
また、入院患者の概況を見ると、多くは70才以上の高齢者であった。
<当院から>
風邪は万病の元ではありません。原因となる病原菌が特有の感染場所に感染し、特有の症状を現すなら分かり易いのですが、必ずしも特有の症状ではないことも少なくありません。いわゆる一般的な風邪症状です。
たかが発熱と咳(せき)くらいと甘く考えずに、早めの受診をお勧めいたします。
特に乳幼児や高齢者や持病のある方は、体力が充分ではないため、治るまでに時間がかかったり、肺炎など重症化する危険性が高いとお考え下さい。
また、高齢者の場合、温度感覚や痛みに対する感受性が低下している傾向が見られますが、結果的に我慢している事と同じです。きちんと体温計で熱を測り、周りの人に比べて咳が多いと思ったら、すぐに受診されることをお勧めいたします。