EPA介護福祉士、看護師国家試験の結果2018
EPA介護福祉士、看護師国家試験の結果2018
この数年の間の介護施設で発生した事件や事故及び介護士における入所者に対する暴力や虐待の原因は、賃金の低さや労働条件の悪さから、質の高い介護士の採用が出来ないことに加え、仕事に誇りを持てないなど、様々な指摘がなされています。
しかし、これらの問題の改善は、単に一施設の努力だけでは改善が難しいことなのかも知れません。
このような状況は、保育士不足あるいは医療機関における看護師不足など社会保障分野では、はるか以前から指摘されています。
果たして、これらの問題をEPAに関わらず、外国人労働者に頼る以外の具体的な改善は期待できるのでしょうか。
一見、これらの問題は事件事故のあった施設特有の問題として報道されがちです。加えて、高齢者の増加に伴う年金受給額の抑制は、需要が高まる社会保障に対するして国の財政全体の中で考えるなら、今のままでは社会保障の破綻も視野に入れなければならないのかも知れません。
経済連携協定(EPA)とは ・・・リンクしてます。
平成30年(2018年) 第30回 介護福祉士国家試験結果(経済連携協定EPAに基づく外国人)
受験者数(人) 420
合格者数(人) 213
合格率 50.7 %
なお、全受験者の国家試験合格率は、 70.8 % でした。
平成30年(2018年) 第107回 看護師国家試験の結果(経済連携協定EPAに基づく外国人)
受験者数(人) 441
合格者数(人) 78
合格率 17.7 %
なお、全受験者の国家試験合格率は、91.0% でした。
<関連情報>
保健師国、助産師及び看護師国家試験の合格発表2016
保健師国、助産師及び看護師国家試験の合格発表2015
保健師国、助産師及び看護師国家試験の合格発表2014
看護師国家試験の結果(2013年)
看護師国家試験の合格発表(2012年)
看護師国家試験の合格発表(2011年) ←リンク先は厚労省のPDFファイルです。
看護師国家試験結果の発表(2010年)