新型インフルエンザ対応ワクチンの状況2018 まとめ
新型インフルエンザ対応ワクチンの状況2018 まとめ
2005年(平成17年)に世界保健機関(WHO)は、全世界にパンデミックの脅威の深刻さや事前の対策計画の準備の必要性を知らせています。
それに基づき厚生労働省は、4年前(2014年)にようやく新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「
しかしながら、2018年4月に入ってようやく申請した各医療機関や介護施設等の登録が終わったところです。
他方、2017年冬には季節性インフルエンザワクチンの供給さえも滞る事態を招いており、このような状態で果たして新型インフルエンザウイルスのパンデミックに備えていると言えるのかどうかを調べてみました。
何事も、「備えあれば憂いなし」とは言いますが、「備えのないときはどうすれば良いのでしょうか?」
・・・・備えがなければ、安全ではあり得ません。
備えがあってさえも、間に合うかどうかが問題です。
なぜなら、あらかじめ新型ウイルスに対するワクチンを作り置きしておくことが出来ないからです。
このシリーズでは、現状の不活化ワクチン製造上の問題を明らかにした上で、新型ワクチンに期待される点を明確にしたいと思います。
(3)現在のワクチン製造における問題点 ・・・予測は当てにならない、目的とする株に対するワクチンができるかどうか疑問、製造に時間がかかりすぎる。
(8)細胞性免疫のたとえ話し ・・・・細胞性免疫の理解のために、まとめてみました。
(10)リンポゾームでワクチンを作るには ・・・・リポゾームから作られるワクチンに期待されること。
(13)リポソームのアジュバント効果 ・・・リポゾームに結合させた卵白アルブミンに対するIgE抗体産生をさせないアジュバントを調べた。
(16)リポソームによる抗原情報伝達の証明 ・・・重要な部分ですが解りにくい部分です。ゆっくりお読み頂ければと思います。
関連情報
MLインフルエンザ流行前線情報データベース ・・・現在のインフルエンザ発生状況を都道府県別に知ることが出来ます。
一般市民のための新型インフルエンザ対策ガイドライン改訂 第1版 (2008年4月)小樽市保健所 ・・・具体的対策がわかりやすい。
新型インフルエンザ等対策政府行動計画(平成25年6月7日、2013年)
新型インフルエンザワクチンの優先接種の対象とする基礎疾患の基準
Fluzone® intra-dermal (Intanza®/Istivac® Intra-dermal): An updated overview
Long-term stability of influenza vaccine in a dissolving microneedle patch
Liposome-Coupled Peptides Induce Long-Lived Memory CD8+ T Cells Without CD4+ T Cells
Cellular gene transfer mediated by influenza virosomes with encapsulated plasmid DNA