ハウスダスト対策 (4)ハウスダストの測定
ハウスダスト対策 (4)ハウスダストの測定
ハウスダストの測定
一般的なハウスダストの測定機及び家の中のハウスダスト検出方法をご紹介させて頂きます。
a) ハウスダスト指標計
ハウスダスト・黄砂・1μm以上のPM2.5などを含む空気中の汚れを感知し、今居る環境の汚れの度合いを4段階のLEDライトとブザーでお知らせします。
使い方はこちらを参照して下さい。
但し、アマゾンの評価を見る限りでは、必ずしも満足度は高くなさそうです。
上記の製品同様、直接ハウスダストを測定しているわけではありませんが、相対的な指標になると考えられます。
ほこり・化学物質(揮発性有機化合物)・二酸化炭素・湿度・温度の5つをセンサーで感知できるとしています。
しかし、こちらは上のリンク先の情報だけではよく分かりません。加えて、スマートフォンが必要なようです。
d) ダイソン ピュア クール 空気清浄ファンとDyson Link アプリで空気の汚れをモニターできる
上のリンク先によればダイソンの空気清浄機とスマートフォンアプリで空気の汚れをモニターできるようです。
e) ダニ検査用マイティチェッカー (ダニアレルゲン測定キット)
使い方はこちら。 簡単に要約しますと以下の通りです。
1)掃除機に「ゴミ取り袋」をセットして、1平米に対して1分間掃除機をかける。
2)「ゴミ取り袋」をビニール袋に入れ、抽出液を入れ、「ビニール袋」の中の「ゴミ取り袋」を1分間もみほぐしてアレルゲンをゴミの中から抽出する。
3)マイティーチェッカーをゴミ袋に3秒間漬け、その後、10分間反応させる。
4)10分後に、ダニアレルゲンレベルを判定する。
(原理)マイティーチェッカーには、ダニアレルゲンに対する抗体が塗布されており、「ゴミ取り袋」内のダニアレルゲンと反応すると、発色反応を現すことで、ダニの存在を知ることができる。
f) ダニスキャン ・・・・アマゾンでも手に入ります。
使い方
1)ダニスキャンの「ちり採取器」を取り出し、採取部(黄色いぽっちの部分)を下にして、1m×1mぐらいの面積を約1分間ジグザクにこすります。
2)採取面を上にして平らな場所に置きます。採取部に「現像液」を5~6滴ほど垂らします。
3)現像液をたらして約15分待つと、窓の部分に赤い線が現れてきます。この線の状況でダニアレルゲン量が把握できます。
<私見>
とりあえず、室内の汚れは測定器で計測できそうです。
加えて、ダニの量は「マイティーチェッカー」あるいは「ダニスキャン」で調べられます。
従って、定期的にこれらを使ってハウスダストをチェックできそうですので、室内でペットを飼われているご家庭であれば、ペットの居住空間とペットが入ってこない居住空間におけるチェックを行うなど、有効な利用方法が考えられます。