健康に暮らせるのは何歳までか　（２） 健康寿命の算定方法の指針

健康寿命の算定方法

「健康寿命の算定方法の指針」のリンク先の図4-3．「健康寿命の算定プログラム」の「健康寿命の算定表」シートから抜粋すると以下のようにであった。

上記リンク先の資料による年齢と平均余命の合計は、平均寿命になりますが、不健康期間が極めて短く評価されています。（50歳の男性の方が６０歳男性よりも平均寿命が短くなっていますが、元の資料でご確認下さい。）

すなわち、６０歳の男性の場合、平均余命23年ですから、
平均寿命＝年齢　＋　平均余命＝８３歳　となります。

そして平均余命23年の内、健康期間は22年、不健康期間は1.5年です。

この計算プログラムは、自立した生活を営める健康年齢を高く評価し、介護などのケアを必要とする期間が短く計算されています。　これを根拠に介護保険の予算を削ってるかのようです。

それでは、次回、実際の調査結果に基づいた「健康寿命調査の算定結果」についてご説明します。