カビ毒 まとめ
カビ毒 まとめ
カビの発生は、梅雨で湿度の高い時期に限りません。
昭和20~40年代の住宅環境では、冬はすき間風が吹いて室内が低温で乾燥していたため、カビの発生は抑えられていました。
しかし、現代の室内は気密性が高くなっています。
加えて、冬は暖房をつけて温度を上げて、加湿器を使って湿度を上げているので、冬でも室内のカビは減りにくい環境にあります。
また、梅雨に多いカビと冬に増えるカビでは、種類が異なります。
黒カビは、室内でもっとも数が多いカビで、湿度の高い浴室や台所や、低温の冷蔵庫のパッキンなどにも発生します。
カビ対策
冬場の空気は、冷たくて、空気は乾燥しています。
そのため、ついつい過剰な暖房と過剰な加湿環境を産みやすい時期です。
また、洗濯物を寒い部屋で長く干していないでしょうか?
特に女性は肌荒れを生じやすい時期ですので、つい過剰な加湿を求めがちではないでしょうか?
・・・・これらはいずれも室内に黒カビを発生させやすい環境を作ってしまいます。
ですので、エアコンで部屋全体を暖めすぎない。
加湿しすぎないと言った対策が必要です。
カビ毒
カビ毒については、これまであまり触れずに来ましたが、オゾンが注目され始めていることも含めて少し整理してみました。
(7)口腔内カンジダ感染ラットに対するオゾン治療後の舌のCD3陽性T細胞を調べる意味
(8)口腔内カンジダ感染ラットのオゾン治療後の舌組織におけるCD3陽性細胞
(9)「免疫抑制ラットの口腔内カンジダ感染におけるオゾンの効果」を整理します
関連情報
真菌症 ・・・このシリーズの(5)では、「カビの生えた食品」と「防腐剤の入った食品」の安全性に関する考え方 について述べていますのでご参照頂ければ幸いです。