トレーラーハウスとキャンピングトレーラー (1)トレーラーハウス
トレーラーハウスとキャンピングトレーラー (1)トレーラーハウス
前回の「(0)災害関連死」では、被災後の避難所生活や仮設住宅入居までの間に、災害の直接被害ではなく、避難後の災害に関連した災害関連死の実態についてご説明させて頂きました。
そこで今回から、少しでもストレスの少ないと考えられるトレーラーハウスとキャンピングトレーラーを被災後に利用すると考えた場合、これらの違いはどこにあるのかについてご一緒に調べて行きたいと思います。
早速、下のリンク先を参照頂きたいと思います。
トレーラーハウス
トレーラーハウス型仮設住宅、倉敷市で50戸初採用 ・・・写真を見ると貨物輸送用のコンテナに見えます。
これを事業化している「アーキビジョン21」のサイトで「スマートモデューロ」のページを見ますと、木造式のコンテナハウスであることがわかります。
さらに、阪神淡路大震災のときには48,000棟、東日本大震災のときには53,000棟の応急仮設住宅が建設され、建設に要した期間はそれぞれ13ヶ月間と11ヶ月間かかっています。
その一方で、「激甚災害法」によれば、応急仮設住宅の供給期間は、2年間程度と規定されており、実態とは大きなギャップがあるのは明らかです。
そのギャップを埋めることを目的に誕生したのが「スマートモデューロ」です。 ・・・と説明されています。
さらに、「移動できる家[前編] 固定もできるトレーラーハウス、750万円~!」を参照頂きますと、販売でも賃貸でも、また賃貸後に買取も可能なように思われます。
「移動できる家[後編]トレーラーハウスで「民泊」をスタート!」
「移動できる家」のレンタルプランで、夢の暮らしもかなっちゃう?」もご覧頂きたいと思います。
追加情報 :「トレーラーハウス」に住む前に知っていたいメリット・デメリット」
キャンピングトレーラー
キャンピングトレーラーは、以下のサイトをご参照ください。
これらをみると、どちらも被災後に利用した後に壊されてしまう仮設住宅の代わり、あるいは物置としても利用可能なトレーラーハウスやキャンピングトレーラーを利用することで、より短期間に設置し、利用できる可能性があるように思われますが、いかがでしょうか?
これらを利用することで、被災後に仮設住宅利用までの期間をより短くできるなら、ストレスの軽減やプライバシーの保護の面でもより良い住まいとして利用出来るのではないでしょうか?
被災家屋数の把握と仮設住宅設置場所の確定までの間、公民館や体育館で過ごさなければならない期間こそが、被災者によって、より多くのストレスを受ける環境のひとつであるなら、上記の利用により、そのストレスを大きく減らせると指摘されています。
このシリーズでは、被災直後の水や食料、生活用品の準備を除く、これらの選択肢についてご一緒に考えてみたいと思います。