麦茶
麦茶
ウィキペディア(Wikipedia)によれば、「麦茶」は次のように説明されています。
麦茶の原料となる大麦は、一般に六条大麦が使用されており、この大麦の種子を煎じたもので、一般的な「お茶」は茶葉から抽出されるが、麦茶はカフェイン成分が含まれていないため、就寝前や幼児が飲むのにも適している。
大麦の収穫期は初夏であるため、夏の麦茶は新鮮で味も良い。
冬でも温めて飲む場合もあり、加温販売されることを前提としたペットボトル入り麦茶も販売されている。
体温を下げることや、血流を改善する効果が知られている。
熱湯で煮出しするより、水出しするほうが、抽出に時間がかかるものの雑味が少なくマイルドでスッキリした味わいである。
麦茶と緑茶
麦茶は、穀物を煎って作るが、緑茶は葉っぱを使うので、ミネラルの種類は少ないものの量については豊富に含まれます(下の表を比較して下さい)。
その成分の違いは、ウィキペディアによれば、以下の通りです。
麦茶と緑茶の違いは、上の表を見比べて頂きたい。
但し、ペットボトルの製品には合成ビタミンCが酸化防止剤として添加されています。
(合成ビタミンCと天然ビタミンCは、基本的に同じ化学構造を示しています。
また、水溶性ビタミンであることから体内への過剰な蓄積の心配もないとされています。しかし、こちらの分子生理学研究所のサイトを見ますと、チョット心配されるのではないでしょうか。)
さて、上の表にはございませんが、お茶(緑茶)には、独特の苦みがございます。
緑茶に含まれるこの苦みの成分が、カテキン(タンニン)で、抗がん作用や動脈硬化の予防作用があります。
他方、麦茶にはこのカテキンが含まれていません。
ですので苦味が苦手な人や小さな子供さんには、苦みが無い麦茶の方が飲み易いでしょう。
麦茶の保存
麦茶に限らず、お茶の保存は、「真空パック」あるいは「真空パック+窒素充填」を行うことで、茶葉の色の変化を防ぐことが出来ます。・・・いわゆる酸化防止です。
実際には、茶農協に茶葉あるいは麦茶を持ち込むと、真空及び窒素充填していただけます。
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