高齢者白書 (8)最期を迎えたい場所
高齢者白書 (8)最期を迎えたい場所
最期を迎えたい場所 ・・・リンクしてます。
下のグラフは、「人生の最終段階において、最期を迎えたい場所」に関する調査結果を示しています。
下図で左側の円グラフの中で、最も多いのが自宅、次いで医療施設で、この両者を合わせますと80%を超えています。
<終末期を過ごしたい場所>
右上のグラフは、高齢者が末期ガンの状態や認知症であるかどうか、交通事故で意識がない状態であった場合など、それぞれの終末期の状態別に「終末期を過ごしたい場所」を調査した結果を示しています。
一番上の緑色の部分は、「末期ガンであっても食事が出来、痛みがない状態」では、自宅で過ごしたい方が最も多くいます。
下から2番目は、認知症が進行した場合には、介護施設で終末期を過ごしたいと考える方が最も多くいます。
一番下の「交通事故で意識がない状態」の場合には、医療機関で終末期を過ごしたいと考えていることが解ります。
ひっくるめて「高齢者の思い」は、出来れば自宅で過ごしたいと考えていても、家族に負担になるような認知症、重大な交通事故で意識不明などの状態では、介護施設や医療機関で終末期を考えていることが解ります。