ワクチンの臨床試験で発症予防効果はわかるか? まとめ
ワクチンの臨床試験で発症予防効果はわかるか? まとめ
<私見> 弱いものが強いものを防ぐ、弱いものが強いものから守る!
1798年、イギリスの開業医、エドワード・ジェンナーは牛痘(牛がかかる天然痘)を用いた天然痘予防の論文を報告しました。
その約100年後の1880年代にフランスのパスツール、ドイツのコッホによって微生物に対するワクチンの基礎が作り上げられました。
パスツールは“強い病気を起こすもの(病原体)から弱い病気を起こすもの(病原体)を人工的に作り出し、それをワクチンにする”という考えを打ち出し、現在でも広く普及しているワクチンの原理を構築しました。
・・・・その結果、弱い病原体が強い病原体に感染しても発症を防ぐことが明らかにされました。
私達は気がついていない考え方で、治療困難な病気を予防する事が出来たのです。
・・・・「弱くても、社会で評価されなくても、それぞれのヒトにも、強いものには出来ないことで、出来ることがある」と考えられないでしょうか。
私達には考えられない、気が付かない事があると考えておくべきことかも知れません。
・・・・この論理を応用することで、脅威となる核兵器に対して、より破壊力のある軍事力ではなく、わずかな防衛力で防ぐ方法を見出すことが出来ないでしょうか。
関連情報