医師国家試験合格発表2021
医師国家試験合格発表2021
第115回医師国家試験の合格発表の結果は、以下の通りでした。
学校別の合各状況はこちら。
また、第114回歯科医師国家試験の合格発表の結果は、以下の通りでした。
看護師、薬剤師及び他の検査技師の合格発表
保健師国家試験、助産師国家試験、看護師国家試験、診療放射線技師国家試験、臨床検査技師国家試験、理学療法士国家試験、作業療法士国家試験、薬剤師国家試験、他については、こちらのリンク先から参照して下さい。
看護師、保健師、助産師は以下の通りでした。
また、経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師候補者の看護師国家試験の結果は、こちらのリンク先の最下段にある。
・・・受験者数:335人、合格者数:70人、合格率は 20.9% であった。
出身国別の合格者の内訳は、インドネシアが11人、フィリピンが19人、ベトナムが27人。
EPAによる受け入れは2008年に始まり、合格者は計529人となった。
<私見>
2020年から新型コロナウイルス感染症が世界中に流行し、日本国内でも病床数だけでなく、看護師や医師などの医療従事者不足が問題となった。
それでも増え続ける患者さんを非感染者から一時的に隔離するため、ホテルなどの宿泊施設を利用するに至った。
他方で厚生労働省は、地域毎に病床の削減と病院再編を目指していた。
この病床削減計画は、国の財政問題が背景にあるが、地方自治に委ねるのではなく、中央集権の社会構造であることを露呈した。
しかしながら、医師の勤務時間が法定労働時間を大きく上回っている実態については、まったく改善の目処を付けようともせずに、医療・介護の労働環境改善には目をつむったままで、一方的に国の政策を押しつけようとしてきた。
ところが、病床削減や病院再編で名指しされた病院が新型コロナウイルス感染症の患者さんを受け入れ、専用病床を設置し、さらにはコロナ・ワクチン接種では拠点病院としての役割を担っている地域の医療機関が幾つも手を上げ、地域住民の治療や予防に貢献している。
・・・この地域では、三重北医療センターいなべ総合病院がその一つとしてあげられる。
新型コロナウイルス感染症は、今後も遺伝子の変異を繰り返しながら、しばらくは検査と予防としてのワクチン接種が続けられるだろう。
果たして、厚生労働省の病院再編計画が見直されるかどうかはまだ明らかにされていない。
こんな中、2021年3月30日の「厚生労働省の職員23人が、深夜0時近くまで東京・銀座の飲食店で送別会をしていた問題で、厚生労働省は、送別会に参加していた老健局老人保健課の課長を、大臣官房付に異動させることがわかりました。事実上の更迭です。また、田村厚生労働大臣は、責任をとるとして大臣給与2か月分を自主返納する。」と報道された。
少なくとも国民には行動自粛、不要不急の外出の自粛を呼びかける側の立場の国家公務員自らが、国民には自粛を求めながら自分たちは例外だと言わんばかりの行動があっても、国民の理解や協力が得られると考えるほどの特権意識を国民が感じ取るなら、もはや緊急事態宣言はまずは省内から徹底すべきだろう!
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