東日本大震災2011.3.11 地域医療に貢献する 東日本大震災2011.3.11 東日本大地震により被災された皆さま、ご家族、ならびにご関係者の皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。 2011年3月11日の午後2時46分頃、三陸沖を震源とするマグネチュード9.0 の巨大地震が起こりました。 この巨大地震はかつて経験したことのない規模の地震に加え、想定されていなかった津波による被害で多くの命が奪われ、その数は日を追う毎に増えている次第です。 今回の北関東大地震による政府の最近の記者会見は、大部分が東京電力の福島第一原子力発電所に関する状況説明に終始し、被災者の捜索・救済活動以上に取り扱われています。 その理由は、地震は天災であるが、原子力発電所の破壊は回避可能と考えていたからではないでしょうか。そして原子炉の損傷による被害は、被曝として国民の健康や安全を脅かすなら、国のエネルギー政策そのものを見直す必要に迫られることを意味していると思います。その結果、将来の日本のエネルギー供給体制や経済活動に大きな影響を及ぼすことから、何としても最悪の事態を回避したいとの思いが明らかに読み取れます。 他方、東京電力側の対応の遅れと説明力のなさには、誰もがいらだちを覚えているのではないでしょうか。 私の仙台市宮城野区で暮らす知人とは連絡が取れておりませんし、茨城県那珂市鴻巣の知人からのメールでは電気が使えるようになったのは13日からで、水道やガスの復旧にはめどが立っておらず、食料とガソリンの確保が困難とのメールが届きました。これらの地域には、宅急便も配達を停止しており、外部から入っていくことすら容易ではない事を意味していると思います。 東京における計画停電による騒ぎを見ますと、これまで安全で電気も水も使い放題であったかのように思っていたのは、実は危うい日々であったことを思い知らされています。 私たちのところでは、沿岸部を除いて被害と言えるほどの事は何もありませんが、せめてこれまでの生活を見直し、非常時や災害時に備えて、日々の生活を点検していこうと思います。 亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。