小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの安全性の評価結果について(厚生労働省の報告より)
小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの安全性の評価結果について(厚生労働省の報告より)
2011年(平成23年)3月2日以降、小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンを含むワクチン同時接種後の乳幼児において7例の死亡例が報告されている。平成23年3月8日の合同会議以降報告された6・7例目の死亡例を含め、解剖所見、カルテ等から疾病の経過や疾病の重篤度について詳細な情報を入手し、改めてこれらについて厚労省は評価を行った。厚生労働省は2011年3月24日、上記の評価結果を公表した。
当クリニックにおいても、海外の同ワクチン接種に関する以下の報告を調べ、検討を重ねたが上記公共結果にある「諸外国の状況について」とほぼ同様な結論に至った。
a) Lancet. 2009 Sep 12; 374(9693): 893-902. Burden of disease caused by Streptococcus pneumoniae in children younger than 5 years:global estimates.
b) Pediatrics. 2003 Oct; 112(4): 815-20. Risk of anaphylaxis after vaccination of children and adolescents.
c) J Clin Epidemiol. 1996 Jun; 49(6): 631-6. The contribution of the case-control approach to vaccine evaluation: Pneumococcal and Haemophilus influenzae type B PRP vaccines.
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